フラワーアレンジメント 教室 「ぱせり」 アート・クラフトDUO

 

   
ハーブ(薬草・香草)や樹木・天然果 実などから抽出した天然100%の香りの成分 のことで精油とも呼ばれ、貴重な植物の生命力が凝縮されています。精油には様々な 特性があり、豊かな芳香や薬効があることで知られています。植物から抽出される精 油の量はごくわずかでたいへん高価なものです。たとえば、最も高価とされるローズ の場合は精油1滴をとるのに、約30〜50本分のバラの花びらが必要とされます。  
     
エッセンシャルオイルの主な抽出方法として次の3つがあります。

水蒸気蒸留法

原料の植物をタンクに入れ、下から水蒸気を吹き込んで成分を気化させ、この蒸気体 を管に集めて冷却します。このとき上澄みとなって浮く、エッセンシャルオイル(精 油)を取り出す方法です。また、下部の液体は精油分が溶け込んだ水でフローラル ウォーターと呼ばれています。
 
 
圧搾法
レモンやオレンジなどの果実の果皮を圧搾して抽出する方法です。

溶剤抽出法
エーテルなどの揮発性溶剤に花などを浸し、香りを溶剤に移してから揮発させます。 これをまたアルコールで溶かし、成分を移して溶剤を蒸発させて精油だけをとり出す 方法で、バラやジャスミンなどのエッセンシャルオイルを抽出するときに用いられます。

 

     

アロマテラピーを楽しむ際に欠かせないのがエッセンシャルオイル。純度の高い、良 質のエッセンシャルオイルを選ぶことが大切です。ハーブショップやアロマテラピー 専門店をはじめ、バラエティショップや雑貨店など多くのお店で様々なエッセンシャ ルオイルが売られていますが、購入する際には合成でないことを確認しましょう。そ れでも心配なときは、アロマテラピー専門店で購入するか、専門知識がある方にアド バイスしてもらうと良いでしょう。

さて次に大事なことは、どのエッセンシャルオイルを選んだら良いかということです。 あまりにたくさんの種類があるので迷ってしまう人も多いでしょう。エッセンシャル オイルは種類によって香りも効果も様々です。また香りの好みも人によって異なるの で、たとえ一般的にはリラックスするといわれているエッセンシャルオイルでも、好 きな香りでなくては逆効果となる場合もあります。

エッセンシャルオイルにあまり慣れていない人は、効果 にとらわれずにまずは自分で 好ましいと思える香りを選びましょう。最もポピュラーで親しみやすいものとして、 ラベンダーがあげられますし、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット などの柑橘系やスッとする香りのペパーミントなどは比較的好まれる香りです。詳し くはエッセンシャルオイルの分類をご覧ください。

○エッセンシャルオイルは大変濃縮されたものですので、原液を直接お肌に使用した りしないでください。マッサージなど直接皮膚にふれるときは植物性のオイルベース に必ず希釈(2%以下)して使います。詳しいマッサージの方法についてはアロマテ ラピーの楽しみ方のマッサージをご覧ください。
○火気に近づけないでください。
○お子様の手の届かないところで保管してください。

 

 

     

○エッセンシャルオイルは空気中の酸素と結びつくと酸化して品質が劣化するので、 使用後は必ず栓を固く閉めて密封してください。また光や熱によっても変質しやすい ため、直射日光の当たらない冷暗所に保管してください。
○開封後はオレンジやレモンなどの柑橘系は半年以内、その他のオイルは1年以内を 目安に使い切るようにしましょう。

 

     
         
     
         
     

 

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