アロマテラピーのもたらす心地よさや効果を最大限に実感できるのがアロママッサージです。血液やリンパ液の循環を活発にするだけでなく、エッセンシャルオイルの有効成分が鼻からだけでなく直接皮膚からも吸収され、新陳代謝を促します。つまりアロママッサージは心地よい香りに包まれながら、嗅覚と触覚の両面
に働きかけるリラクゼーション効果の高い美容健康法です。
<マッサージを行う上での注意>
ご自分でマッサージオイルを作る場合は、エッセンシャルオイルを天然の植物性オイル(キャリアオイルと呼ばれる)に2%以下の濃度で希釈します。お顔に使用する場合には1%以下をおすすめします。ベタツキがなく使用しやすい植物性オイルとして、ホホバオイル、グレープシードオイルやスウィートアーモンドオイルなどがあります。
例:植物性オイル50mlに対して10滴で1%の濃度です。(1滴は0.05ml)
作ったマッサージオイルは遮光ビンに入れて保管し、1ヶ月ぐらいで使い切るようにしましょう。2歳以下の幼児に対しては、原則としてエッセンシャルオイルを用いたオイルマッサージを行わないようにしましょう。
<マッサージの仕方> お風呂にゆっくり入って、一日の疲れや緊張をときほぐし、からだがよく温まった後に行うのが一番効果
的です。静かな音楽をかけながら、照明をやや落としてリラックスした雰囲気で行うと良いでしょう。マッサージのパートナーがいればより効果
的ですが、ここではひとりで簡単にできるマッサージを中心にご紹介します。手のひらにオイルをたっぷりとって、ゆっくりとした動きで行いましょう。
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